横浜の発展に貢献した大隈重信侯

                    横浜稲門会会長   鴻谷 正博

 横浜稲門会が3年後に創立100周年を迎えるのを契機に、現在、会員増強や組織活性化、100周年記念誌の発行、記念事業の準備に取り組んでおりますが、おかげで、この半年で会員は50名ほど増加しました。また、先般の定期総会で会則改正を行い、配偶者の方も家族会員として入会いただけることになりました。“ワセダの輪”がさらに広がることを願っております。

さて、今年は大隈重信侯生誕180周年の年です。
 
 大隈侯は横浜の発展に多大の貢献をしております。新橋・横浜間の鉄道が開通するのは1872年ですが、これは大隈侯の大英断に拠るものです。また、横浜港の港湾整備にも大隈侯は大変な功績を残されております。本年3月、大隈侯生誕180年を記念して、大学から「大隈重信自叙伝」(岩波文庫)が出ました。これまで有名な作家や学者による幕末維新の歴史を描いた書物は色々ありますが、本書は明治新政府の設計者である人物のものですから、大変読み応えのある内容となっております。福沢諭吉翁と異なり大隈侯の本はなかなか入手が困難でしたが、一昨年発行の「大隈重信演説談話集」(岩波文庫)と併せ読みますと、大隈侯の先見性や偉大性に目を開かれます。ぜひ、ご一読を。


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